6月 水無月 〜蜘蛛の糸〜
梅雨の季節になりましたね。
自他ともに認める雨女の私としては出かける度に傘が必要な季節です。
昨日は傘なく無事お朔日詣りさせていただきました。
先月のお礼と、今月のご挨拶、世界平和をお祈りしました。

そうそう、先日の「異業種交流会」は、参加された方殆どの方が「初めまして」にも関わらず、
皆さん楽しくおしゃべりされていた様子で、身の上話から、スピリチュアルなお話、小さいおじさんのお話などで盛り上がっていらっしゃいました。
また参加したいーの声も沢山いただきましたので、また半年後くらいに開催できればと考えております。
個人セッションの予約状況は、今月はすでにいっぱいになっておりますが、来月以降はまだまだ空いておりますので、ご希望の方はお申し込みください。
さて、今月のタイトル「蜘蛛の糸」
皆さんご存知の、芥川龍之介の児童向け短編小説の「蜘蛛の糸」です。
簡単なあらすじは
「悪行を重ねて地獄に落ちていたカンダタという男が、一度だけした蜘蛛の命を助けてという善行の報いで、
お釈迦さまが天国から蜘蛛の糸を垂らして彼を救ってあげようとしたんです。
カンダタはこの蜘蛛の糸を辿れば地獄から抜け出して天国へ行けると思って登り始めたのですが、
ふと下を見ると多くの罪人が掴まって登っていたんです。
それを見てカンダタは、このままでは糸が切れてしまうと思い、自分だけ助かろうとして罪人たちに「降りろ」
と言ったのです。
その瞬間、糸が切れて結局元の地獄に落ちた。
自分さえ助かれば、自分さえ良ければ、思いやりのない行動は結局全てを台無しにする。」
と言うお話です。
私だったらどうだろう。
「降りろ」は絶対に言わないな。
1人ずつ登らせてあげて、最後に自分が登るかなーー
途中で切れちゃったら、また蜘蛛の糸が垂れて来た時に登ればいいしね。
そんな風に考えて、損な生き方をしている人は沢山いますよね。
それと同時に、自分さえ良ければと思っている人も沢山いるように感じてしまう、今のこの国・・
私は、損してでも「お先にどうぞ」 – after you –
が出来る人が好きです。
そんな人たちが、幸せを感じる世の中でありますように。
今月もゴキゲンに過ごしましょう。